ペルージャ

イタリアの中部、ペルージャに住んでいます。
ペルージャの中心街から坂道を下ること約7分、
私の近所には犬が多いです。
私は猫を飼っているのですが、猫の飼い主は私を入れて4人ほど。
他の20~30人は犬の飼い主達です。
家の近くに公園があり、オリーブの木、杉、カシの種類の木など、
緑が多く、朝夕には近所の皆さんが犬を散歩に連れて集まり、
良い社交場になっているようです。
シェパード、チワワ、ゴールデン・レトリーバー、マルチーズ、
ダックスフント、ピーグル、ホワイト・テリア、
名前をよく知らないのですが、小さなテリアの1種。
一頃前にはドーベルマンを連れて来るガードマンの職務についている
お姉さんもいました。引っ越して今は他の地域に住んでいます。
勿論、雑種も多いです。
私は猫が好きなのですが、犬も大好きで、出会うと話しかけたり、
撫でたりします。私の猫(ベートーヴェンという名前です)は、
ワンちゃんの中の小さなテリア君ととても仲良しです。子供の頃から
一緒に育ったわけではないのに友情を育みました。犬と猫はもともと
仲が良いのではないのですかね。
ある1家の雑種の犬は、名はGogoと言う男の子で、
Protezione Animali(つまり保健所に相当します)から3年前に
もらってきたのです。お父さんと毎日散歩をしています。
イタリアの保健所は日本のように殺処分しません。
捨てられて路頭に迷っている、あるいは飼い切れない、ワンニャンを
保健所に連れて行くと、動物が自然死するまで面倒をみてくれます。
近所の1人暮らしの高齢のおばあちゃんが、老人施設に入らざるを
得なくなり、3匹の犬は連れて行けないので、市の係員が3匹を保健所に
連れて行きました。3匹と顔見知りだった私は、心配で、
おばあちゃんは人間に手厚く介抱してもらえるけれど、犬の方はどうかと、
ある日、車で30分の保健所に行ってみました。
何ヘクタールか測れませんが、それはそれは広い緑の多い土地に
何百、という犬猫がおりました。おばあちゃんの犬たちを
見つけられませんでしたが、元気そうな犬猫たちを見定められました。
庭というか、野原の中には家があって動物達の食事を作っています。
毎日訪れる獣医さん達の診療所もあり、1匹のワンちゃんは歩行困難なのか、
犬の車椅子で歩いていました。
安心して私は家に戻ったのでありました。
土地柄のせいもありましょうが、日本でもそうなるといいですね。

 


我が家のご近所の犬

我が家の近所に背の高いヒョロっとした、でも可愛い犬が飼われています。雑種ですが、例えるならジャックラッセルテリアに近い感じです。このワンちゃんは、とてもお母さん似です。。お母さん犬は、もう死んでしまいましたがもう少し大人しい美人さんでした。同じくもう亡くなった我が家の飼い犬との間に生まれた子です。我が家の犬が首輪抜けをし、脱走したときにお隣に忍び込み子供を作ってしまいました。ひょろっとしているのはいつも散歩していた飼い主のお祖父さんが、ひょろっと背の高い人だったので影響を受けたかもしれません当初、お祖父さんは家の犬のことを少し怒っていたようです。お祖父さんの前を、少し気取った感じでウキウキと歩く犬の姿はちょっとおしゃまなお嬢さんといった感じです。散歩が楽しくてたまらない感じが伝わってきます。振り返ってこちらを見た表情は人懐っこく、多きな眼がうるうるしていて本当に可愛いです。最近は、散歩している姿に出くわさず、隣で鳴く声だけ聴いています。我が家で飼っていたお父さん犬はよく鳴きましたが、このワンちゃんは余り鳴かず大人しいです。我が家の犬は可愛かったのですが、落ち着きがなくよく鳴く犬だったでその点は似なくてよかったなあと思います。お祖父さんもすでに亡くなりましたが、お祖母さんや子供に相手をして幸せに過ごしているようです。近所さんに、テリアのような小型犬を飼っているお宅あります。飼い主の男性も小柄です。時々網を張って庭を走り回っています。時々抜け出して道路までは出てくるのですが、他人の家の敷地内までは入って来ないです。それはいいのですが、ちょっと厄介で噛み癖があり、以前、父が道路を歩いていた時に噛まれたと怒っていた事があります。私が、夜道路に面した部屋に居る時など、抜け出してきて外で鳴いていることがあります。他にも豆柴を飼っているお宅がありますが、残念ながら姿を見たことがありません。犬が居ると散歩がてら運動が出来てよいと思います。また、感染症になりにくかったり子供が穏やかに育つという良い面も多いようなので、また犬を飼いたいと考えています。


老犬に思う

ごん太郎(柴犬)がウチに来てから、かれこれ14年。最近では耳が遠くなってしまったのか、名前を呼んでも知らん顔で高いびきのことが多くなってきた。目も白内障が進んでいるようだ。景色がどんな風に見えているのか見当もつかない。口の周りの毛もかなり白くなってきた。人間だったら、かなりの高齢になるのだろう。よくここまで生きてくれたよな。
最近では散歩をしながら、ごん太郎が子犬だった頃のことをよく思い出す。家の庭では放し飼いにしているのだが、首輪にリードを掛けると、われ先にと勢いよく門を飛び出しては、毎日、違った散歩のコースを開拓しながら駈け出していく。左手にリードを巻き付けて置いて行かれないようにこちらも猛ダッシュで並走する。もう、強い力でリードを引っ張られることはない。散歩に出ても、少し歩いては立ち止まって私の顔を伺い、遠くを見つめていたかと思えば、首を垂れてまた歩き出す。
そんなごん太郎の趣味はといえば、散歩の途中で見つけたボールを拾い、家まで口に咥えて持ち帰り、庭の片隅にあるストック場所に放つこと。野球・テニス・ゴルフなど、何種類ものボールがコレクションのように集められている。人間の子どもたちが深い草むらで見失ってしまったボールを、ごん太郎が見つけては家に持ち帰っているのだ。昔は、ごん太郎に「このボールを投げろ投げろ」とせがまれ一緒に遊んだものだが、今のごん太郎に、もうそんな元気はない。
朝と晩、1日2回のエサをゆっくりだけど、しっかり食べてくれることが今は嬉しい。いつまで生きられるのか誰にもわからない。でも、最後まで私はごん太郎を見守り続けたいと思う。こいつの無邪気なしぐさに笑わせてもらったり、嫌なことが続いたときには癒してもらったり、本当にお世話になったからね。


親友・まめ君

 

我が愛犬プードルとご近所のミックス犬は、ほぼ毎日遊びます。
3歳の雄同士です。お友達歴2年以上になりますが大の仲良しです。
お友達になるきっかけは県外からの引越しでまだ慣れない私達が散歩の途中で出会った
最初のワンちゃんです。犬好きなワンちゃんの名前はまめ君です。
反対に犬は苦手な我が家の愛犬は飼い主さんが気に入った様子。それから犬友になるのに
時間はかかりませんでした。犬同士、飼い主同士の相性が見事に合致。今では大切な存在になりました。愛犬が導いたご縁に感謝です。
人間が言う「親友」は犬の世界では存在するのか。賛否両論ありますが相性というものは
間違いなく存在します。
まめ君と飼い主さんは保健所で保護されたワンちゃんを引き取ったのが出会いです。
初めて見たそのワンちゃんは1匹だけ部屋の隅に隠れ、呼んでも無反応。
音に関して非常に敏感で怯えている様子。保護されるまでに辛い出来事を経験したであろうと想像できます。運命的な出会いとなり家族になりました。
まめ君の運命は大きく変わりました。たくさん愛され、大事にされ、今では誰からも愛されるアイドル犬になりました。日中共働きのまめ宅ではお隣の犬好き老夫婦が広いお庭で
面倒をみてくれます。こちらもワンちゃんの縁です。まめ君は2つの家族に守られ愛されています。まめくんにはまだ多少のトラウマはあるようですが、人間の大きな愛の力で
素直で優しいワンちゃんに育ちました。飼い主さんもまめ君の存在が最大の幸福である事を実感しています。愛犬とまめ君の遊び場は老夫婦の広いお庭です。仲良しの二人では
ありますがやはり犬社会。こちらのお庭の主導権はまめ君にあります。
こちらのお庭デビューはまめ君が先輩です。同い年の雄同士の二人、時々小さな喧嘩もありますが微笑ましく仲良しです。二人で1つのお皿の食事を仲よく食べます。食べ物を
取り合うような事はしません。二人が背中と背中を合わせて日向ぼっこしている光景は
メルヘンです。まめ君は間違いなく親友です。いつまでも仲よくいて下さい。